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【速報】第1回 股旅社中アワード

 ベガハウスが獲得

 

股旅社中アワードとは

股旅社中の新しいイベントとして、2019 年2月6日にオノミチシェア(尾道市)で、第1回股旅社中アワードを開催しました。
股旅社中アワードとは、会員各社が1年間に行った股旅社中活動を振り返り、もっとも有意義だったことがらを会員同士で発表し合う活動報告会。 もっとも刺 激を受けた発表に票を入れて、最優秀発表を讃えるというイベントです。

このイベントの目的は順位をつけることでなく、取り組みを振り返り仲間と発表し合うことで、股旅社中活動の意義を再確認し各社において今後に生かすこと です。 良かったことを明確にすれば今後は何を伸ばしていくかの指標になり、反省すべき点が明確になれば改善の指標となります。 股旅社中活動をやりっぱなしにしないで、やったことを事業に生かすことがねらいです。

あっという間に感じた3時間の発表

発表はくじ引きで順番を決め、持ち時間は1社12分としました。式典などで通り一遍のスピーチを5 分も聞かされると永遠かと思うほどですが、この日の発表者は、概ね時間オーバーしながらも会場を引きつけました。 スピーチやプレゼンテーションの技術でなく、同じ会に所属する仲間同士、真剣な取り組みの内容そのものに引かれ合っていたようです。 全員の発表が終わるまで約3 時間のイベントでしたが、時間があっという間に過ぎました。

第1回 股旅社中アワードはベガハウス 八幡秀樹

全員の発表が終わり、投票を迎えました。投票権は発表者が有し、互選方式で最優秀発表を選出します。 その結果、最も多くの票を得たベガハウス・八幡秀樹が第1 回の股旅社中アワードを獲得しました。
ベガハウスの発表内容は、家具デザインの開発に全スタッフがたずさわる方法として、グループデザインが行えるように組織改革をし、より良い家づくりを目指すというものでした。 その成果の一つの現れとして、昨年の夏に開かれた股旅デザイン競技会にエントリーした作品がとあるメーカーの目にとまり、現在商品化に向けたプロジェクトが進行していることも発表されました。 股旅社中活動がこれまでの工務店業務の垣根を超えていく事例として、会員たちを刺激したことが票を集めたポイントだったかもしれません。

イベント終了後には、股旅社中活動の仕組みなどについての話し合いも行いました。予定時間をオーバーしても集中が途切れることなく、納得がいくまで今後の活動について真剣に議論されました。
活動発表会と話し合いという、言葉にすれば地味ですが、会場は終始熱っぽさに満ちた集まりでした。互いの研鑽、切磋琢磨が本当に実践されている会だと、あらためて感じ入りました。真面目で熱い。