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新メンバーは、長崎の新生フルマークハウス
[フルマークハウス]
股旅社中の新加入メンバー、長崎の工務店・フルマークハウスを紹介します。
フルマークハウスは、長崎県島原エリアを拠点とする吉田建設工業の工務店事業であり住宅ブランドです。 1977年創業の同社は、地域ゼネコンとして事業を展開していましたが、20年ほど前に「フルマークハウス」を立ち上げ住まいづくりにも力を入れ始めました。
フルマークハウスは、長崎県島原エリアを拠点とする吉田建設工業の工務店事業であり住宅ブランドです。 1977年創業の同社は、地域ゼネコンとして事業を展開していましたが、20年ほど前に「フルマークハウス」を立ち上げ住まいづくりにも力を入れ始めました。
ハッとするより、ホッとする家。
フルマークハウスが最初に取り組んだ家は、新建材を使った住宅でした。ハウスメーカーの家と競合するような家です。コンセプトは、健康的であたたかで住みやすい家。
ハッとするより、ホッとする家を提供することがフルマークハウスの考え方でした。
そのために耐震性能と断熱性能を高め、性能を数値化するようにしました。当時フルマークハウスの事業圏では、断熱をしっかりやっている工務店はほとんどなく、そこで差別化を図ってきました。 性能のいい工務店の家、ということが訴求ポイントでした。
そうした中で股旅社中活動に関心を持って活動を進めてきたのは、取締役・設計担当の吉田安範です。吉田は大学では建築を専攻し、卒業後は大規模な建築にかかわる会社に勤めていました。 その後に、実家である吉田建設工業に入社して、フルマークハウス事業推進と設計を担当するようになりました。 それまで大きな建築物に関わってきた吉田は、仕事のかたわらで住宅建築を改めて学び、住宅への興味を深めると同時に吉田自身の住宅観を築きました。 そして吉田は、フルマークハウス事業の拠点を島原から諫早に移し、家づくりの考え方はそのままに、使う材料を変えることにしました。 新建材は使わずに、本物の木を使う。加えてデザインもいい家にする。そんなふうに、考え方も、性能も、デザインも、天然材料も、さまざまな点においてハイレベルな満点工務店をめざし、新生フルマークハウスが2017年からスタート。 諫早にモデルハウスを構え、股旅社中に入会しました。
そのために耐震性能と断熱性能を高め、性能を数値化するようにしました。当時フルマークハウスの事業圏では、断熱をしっかりやっている工務店はほとんどなく、そこで差別化を図ってきました。 性能のいい工務店の家、ということが訴求ポイントでした。
そうした中で股旅社中活動に関心を持って活動を進めてきたのは、取締役・設計担当の吉田安範です。吉田は大学では建築を専攻し、卒業後は大規模な建築にかかわる会社に勤めていました。 その後に、実家である吉田建設工業に入社して、フルマークハウス事業推進と設計を担当するようになりました。 それまで大きな建築物に関わってきた吉田は、仕事のかたわらで住宅建築を改めて学び、住宅への興味を深めると同時に吉田自身の住宅観を築きました。 そして吉田は、フルマークハウス事業の拠点を島原から諫早に移し、家づくりの考え方はそのままに、使う材料を変えることにしました。 新建材は使わずに、本物の木を使う。加えてデザインもいい家にする。そんなふうに、考え方も、性能も、デザインも、天然材料も、さまざまな点においてハイレベルな満点工務店をめざし、新生フルマークハウスが2017年からスタート。 諫早にモデルハウスを構え、股旅社中に入会しました。
目と耳の感度がいい工務店
フルマークハウスは、「FM STORE」というライフスタイルショップを運営しています。
先の記事で紹介した股旅社中の新メンバー、尾道の國本建築堂も「Dou STYLE SHOP」という、インテリア&ライフスタイルショップを運営しています。新メンバー2社の共通点です。
工務店がこうしたショップを運営するというのは、お客様の声に耳を傾け、お客様が家づくりに望むことに真剣な眼差しを向けることの現れ なのだろうと感じます。
お客様と家づくりの話をするとき、プランや考え方は話ができても、構造や建材など建築の専門的なことはお客様が相当な知識や見識を持っていないと五分五分の会話は成立しません。
しかし、フルマークハウスのショップが特定のコーヒーやキッチン用品を取り扱っていて、「このコーヒーが好きなんです」、「このタオル、使っていくほど使い心地が良くなるんです」と、 なにか一つにお客様が共感すると、距離はぐっと近くなるのだと思います。それは、何のためかといえば会話のきっかけとなるからであり、いい会話こそがいい家づくりの原点だからだと思います。 フルマークハウスは五感で好きを感じる、そんなコミュニケーションを大切にしていると思いました。
吉田に股旅社中の入会動機を訊いたところ、「ものづくりの取り組みをもっと深めたい」ということでした。股旅社中は、入会すれば何かが与えられるというものでなく、 何かをしようとする者同士が切磋琢磨し鍛錬し合っている会です。大らかな満点の家を目指して、フルマークハウスがこらからどんな活動を行なっていくか、楽しみな新会員が入会しました。
お客様と家づくりの話をするとき、プランや考え方は話ができても、構造や建材など建築の専門的なことはお客様が相当な知識や見識を持っていないと五分五分の会話は成立しません。
しかし、フルマークハウスのショップが特定のコーヒーやキッチン用品を取り扱っていて、「このコーヒーが好きなんです」、「このタオル、使っていくほど使い心地が良くなるんです」と、 なにか一つにお客様が共感すると、距離はぐっと近くなるのだと思います。それは、何のためかといえば会話のきっかけとなるからであり、いい会話こそがいい家づくりの原点だからだと思います。 フルマークハウスは五感で好きを感じる、そんなコミュニケーションを大切にしていると思いました。
吉田に股旅社中の入会動機を訊いたところ、「ものづくりの取り組みをもっと深めたい」ということでした。股旅社中は、入会すれば何かが与えられるというものでなく、 何かをしようとする者同士が切磋琢磨し鍛錬し合っている会です。大らかな満点の家を目指して、フルマークハウスがこらからどんな活動を行なっていくか、楽しみな新会員が入会しました。